一月前の日曜の午後、テラス席で旦那とお茶をしてる時
手の平に乗るほどの子猫がにゃ~にゃ~泣きながら我が家の庭に入ってきました。
聞き慣れない猫の声に反応したちょこは、ママの静止の声も聞かずにその子猫を押さえ付けに
あの肥満ワンコの動きの素早い事と言ったら驚きでした。
ママの膝に居たゆずもちょこの行動に釣られ子猫の傍に駆け寄り、2対1の体制に必死の子猫は爪を出し反撃に・・・
キャ~ン!の鳴き声はちょこかゆずかは分かりませんが、ワンコ達が怯んだ一瞬の隙に車の下に非難し
タイヤの上の小さな隙間に入ってしまって中々姿を見せてはくれない。
ワンコ達を家に閉じ込め、猫缶を車の傍に置き、出て来るのを待つこと30分。
やっと姿を現した子猫は汚れてて、骨と皮のガリガリで背骨が浮き上がり顔は骨ばってキツネ顔
足もともフラフラとしてて、子猫の可愛らしさとは程遠い哀れな姿でした。
近所の人の話によると親猫と子猫数匹で捨てられていたそうで
10日程経って我が家の庭に1匹で辿り着いたみたいです。
親兄弟はどうなったか不明ですが、ずっと飲まず食わずの状態で怖い思いを沢山したらしく
人間を怖がりチョッとした物音にも驚いて姿をかくしてしまう臆病な子です。
こんな弱っているんじゃ~死んじゃうかもね?
せめてお腹を一杯にして死なせてあげよう。
が、子猫を見た時に思った事です。
今朝偶然にもTVで
「犬と猫と人間と」の映画を知りました。
ペットブームの中で捨てられ処分されてしまう命、助けられる命の映画です。
心無い飼い主によって捨てられ殺処分されてしまう小さな命は
一日に約千頭でイギリスの15倍の数です。
生活が豊かになっても心貧しい日本人、いやですね><
我が家の長男君は『猫兄ちゃん』と言われるほど、自他共に認める猫好き君。
まずは長男が手なずけミルクを飲ませ餌をやり、怖くはないんだよ。と人間に慣れさせました。
今ではすっかりこの子の
ひげの生えた親父声のお母さんです^^;
初対面で体当たりしてきたワンコ達、ゆずには少しだけ慣れ、姿を見ても逃げる事は無くなりましたが
ちょこの姿を見ると怖がって隠れてしまいます。
↓の写真は我が家に来て3週間過ぎた頃でやっとふっくらとしてきました。
今現在仔猫の住まいは7.5畳の物置の中で、尻ぐせも良くちゃんとトイレで用をたします。
夜はシャッターを閉め外と隔離して安心して寝られ、昼間は庭と物置と自由に行き来しています。

朝一番でシャッターを開け、餌とトイレ、濡れタオルで体を拭いてやったりと世話をするのですが
人恋しいらしくじゃれついてきます。
名前はまだ決まっていませんが「ニャミちゃん」「二ナちゃん」「おチビちゃん」どんな名前で呼んでも、にゃ~にゃ~いい声で鳴いて駆け寄ってきて可愛いですよ^^;
犬、猫を飼う皆さん、沢山たくさん愛してやってください。
そしてその子の一生が終わるまでちゃんと見届けてやってください。
これから飼おうと思ってる方。
不幸な子を増やさない為に、一時のあこがれや気まぐれで飼うのはやめてください。
小さな命は人間に愛されたいと願っているのですから。